コスプレファッションについて知っておくべきこと

ファッション

日本と言えば、コスプレのクオリティーが高いことで知られており、東京の秋葉原へ行くと多くのコスプレイヤーを見ることができます。コスプレは自分の好きな衣装を自由に着ているだけ、と思われがちですが、実はイベント開催時には、秩序を乱さないために細かなルールが決められています。これらはコスプレを始めてみたいという初心者さんは特に必見です。

コスプレの露出度

アニメやゲームのキャラクターを忠実に再現したいという理由はわかりますが、過度な露出のあるコスプレは、周囲に不快感を与えるとして禁止されています。具体的にどの程度の露出はOKという目安は提示されていませんので、基本的には個人判断となります。

しかし、コスプレイベントによっては露出度に関して注意事項が記載されていることもあるので、そういった場合はそれに従うようにしましょう。

露出を避けたい場合には、肌色のインナーを着て直接肌を出すことを防いだり、ミニスカートの下にスパッツを履くなどの対応策があります。

過度な露出は周囲に不快感を与えるだけではなく、セクハラ行為の原因となります。特に女性は自分のみを守るためには、過度な露出は避ける必要があります。

コスプレのアイテムについて

コスプレをするキャラクターによっては刀剣や銃、変身スティックなどを持ち込まなければいけないこともあるでしょう。しかし、イベントによっては、何cm以上のものは持ち込み不可、という規定が設けられていることがあります。

また、そういったいアイテムを会場まで持ち込む際は、周囲から何かわからないようにカバーする必要があります。

本物のナイフやエアガンなど、他人に危害を与える可能性のある物は、コスプレの一部であってもイベント会場に持ち込むことができません。

特定な職種を連想させるコスチュームについて

特定の職種をイメージさせるコスプレは周囲に誤解を招くとして禁止されています。そのような職種には、具体的に警察官、警備員、自衛隊、消防隊員、軍隊などが含まれます。こういった職種を模したコスプレの場合、本物を見分けることが困難であるため、トラブルの原因となりかねません。

これらに似たコスプレをしたいのであれば、確実にアニメやゲームのキャラクターを模したものだとわかるような、目立った特徴を持たせる必要があります。

コスプレは会場についてから

コスプレイベントに参加をする際、自宅からコスプレをして会場へ向かうことは認められていません。基本的にコスプレが認めらているのは会場内のみです。イベント会場には有料にはなりますが、更衣室が用意されているので、そこで着替えを済ませるようにしましょう。着替えにトイレを使用することは禁止されているので、この点にも注意が必要です。

また、コスプレをした状態では、お昼を食べに外に出たり、コンビニに買い物に行ったりなどの行為も禁止されます。コスプレをしたまま街中を歩くことは一切の禁止事項(一部のイベント会場では、コスプレをしたまま出歩ける特別エリアを設けていることもあります)であり、警察も指導をしているため、気を付けなければいけません。